幼児教育で養われる能力

 


 子供を幼児教室に通わせている親にとって、幼児教室に求めるものとは何でしょうか?

幼児期に育てたい能力はその時点で完成された能力ではありません。その後の発育をスムーズに進めるための基礎作りです。幼児教育が他の教育と大きく異なるのはその点です。逆に言うと、幼児教育で学ぶことというのは、その後の人生で学ぶチャンスはあまりありませんから、幼児教育がいかに重要かということになります。

 家庭内にせよ、幼児教室にせよ、そこで養われる能力は大きく3つのカテゴリーに分類されます。

一つは「自立性・協調性・社会性」。これらの能力は今後の人生において自分のことはキチンと自分で行い、社会の一員として生活が出来るようにする能力です。最近問題になっているニートや引きこもり、その挙句の果てに凶悪犯罪を起こすような輩というのは、この部分の教育が欠けているせいだと言われています。自分の身の回りのことを自分でやれること、他の子供と協力して物事に当たれることなどを幼児教室では色々な活動を通じて養います。

二つ目に「丈夫な体づくり」。これも健康な人生を送るには欠かせません。人間の脳は幼児期でほとんどが完成されるとお話しましたが、体もそれと同じです。その子供が健康で活動的な人間になるかどうかは幼児期の行動によるところが大きく、幼児教育が担っている役割は極めて大きいと言われています。またスポーツに対する才能や素質があるかどうかもこの時期に見ることが出来るので、あらゆる経験をさせる意味でもこの時期に積極的に体を動かすトレーニングを行います。

そして最後に「感受性・芸術性・創造性」。これらは幼児期が最も活発に吸収できる時期であるのと同時に、もっとも伸びしろの大きい部分です。子供は柔軟な頭で物事を感じ、考え、そして行動します。それは時には大人の想像を超えることもあり、子供の持つ可能性の大きさを感じさせられます。豊かな情操を養うことにより物事への関心や好奇心が強くなり、その後に学んだことを吸収しやすくなります。つまり、勉強の好きな子供になります。幼児教育の段階ではあまり細かいことにとらわれずに、子供が自分で感じたことや行動したことを褒めて評価し、伸ばしてあげましょう。子供はそれに呼応するように、どんどん能力を伸ばしていくことでしょう。



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